大阪市淀川区で子育てってどうなの?
治安や暮らしの情報についてもご紹介!
「大阪市淀川区の治安ってどうなの?」「子育てや教育環境はいいのかな?」
引越しの際、治安や子育て環境などは気になるところですよね。
結論からお伝えすると、淀川区は治安や子育て環境がとても良い!とは言えません。とくに十三の飲み屋やホテルが集まるエリアは、ファミリー世帯や女性のひとり暮らしには向いていない街です。
しかし淀川区でも安全で住みやすい場所もあります。
詳しくご紹介していくので、良かったら住まい選びの参考にしてみてください!
大阪市淀川区交通アクセスについて
大阪市淀川区内には、JR東海道本線や阪急京都本線、大阪メトロ御堂筋線など10路線が乗り入れていて、11の駅があります。
新大阪駅(大阪メトロ御堂筋線、JRおおさか東線、JR山陽新幹線、JR東海道新幹線、JR東海道本線、JR大阪環状線連絡線)
加島(JR東西線)
東淀川(JR東海道本線)
十三(阪急宝塚本線、阪急神戸本線、阪急京都本線)
西中島南方(大阪メトロ御堂筋線)
東三国(大阪メトロ御堂筋線)
塚本(JR東海道本線) 大阪駅まで一駅で便利。
南方(阪急京都本線)
三国(阪急宝塚本線)
神崎川(阪急神戸本線)
選ぶ最寄り駅によっては、京都や神戸へ乗り換えなしで行けたり、大阪駅まで1駅だったりと交通アクセスはとても良いエリアだと言えるでしょう。
大阪市淀川区の商業・買い物施設について
淀川区は大阪駅へ近いエリアのため、日常の買い物に困ることはありません。さらに、尼崎の方向へ向かえばコストコもあります。
淀川区エリアにも程よいサイズの商業施設や複合施設もあるので、ご紹介します。
大阪市淀川区の商業施設
アルデ新大阪|arde! (arde-shinosaka.jp)
「アルデ新大阪」は、大阪の陸の玄関口である新大阪駅2階にある商業施設です。
ビジネスや旅行などで新大阪から出発する人にニーズがありそうなお店のラインナップになっています。
新なにわ大食堂 ショップ (shinnaniwadaisyokudo.jp)
新大阪駅の改札と直結しているフードエリアです。大阪でも人気の飲食店やスイーツ店などが集まっています。
大阪市淀川区のスーパーマーケット
淀川区には30を超えるスーパーマーケットが点在しています。
イオンやダイエー、ライフ、マックスバリュー、業務スーパーなど大手スーパーマーケットはほぼあるといっても過言ではないほどに豊富にあります。
詳しくはこちら
(NAVITIMEのページへリンクしています)
大阪市淀川区の子育て・教育環境について
意外に思うかもしれないですが、淀川区は育児や教育に力を入れている自治体で、実際子どもの数も多いです。
大阪市淀川区の保育・教育施設
保育所 |
47か所 |
幼稚園 |
15か所 |
小学校 |
17校 |
中学校 |
6校 |
(参考サイト:Gaccom学校教育サイト)
大阪市淀川区の14歳以下の人口は17,965人で、大阪市24区の14歳以下の人口に対して約6.1%が淀川区に在住しています。
保育園は50か所近くあり、令和4年4月1日時点の待機児童はゼロ。子育てをしながら働く世帯には有難い環境ですね。
さらにGaccom学校教育サイトの情報によると、三国中学校は約800人の生徒が在籍し、マンモス校になりつつあります。ほかの中学校も500〜600人ほどの生徒が通っており、淀川区の子どもの数の多さをうかがい知ることができます。
(参考サイト:大阪市 住民基本台帳・外国人人口)※令和4年6月末時点
(参考サイト:大阪市の保育所等利用待機児童数について)
大阪市淀川区の子育て関連施設
淀川区もほかの自治体と同じように「子育て支援センター」の設置などを行い、子育てに関するサポートをおこなっています。
さらに淀川区では独自で様々な子育て支援がされているので、その一部をご紹介します。
訪問型病児保育
淀川区は認定NPO法人ノーベルと協力して【大阪市淀川区向け病児保育】ノーベル・淀川区パックというサービスを提供しています。
このサービスは認定NPO法人ノーベルが提供している、子どもが熱や病気になったときでも訪問で子どものケアをしてくれる「訪問型病児保育」です。
淀川区民であれば、通常は有料の入会金(通常16,500円)や年会費(通常5,000円)が無料だったり、通常の半額以下で利用できたりと大変お得になっています。
時期によっては新規入会を制限していることもあるので、詳しくはお問い合わせください。
ヨドジュク
ヨドジュクは民間の事業者(株式会社トライグループ)を活用した課外授業です。
・少人数線個別指導
・ハイブリッド授業(対面と映像での授業)
・塾代助成カード利用可能
十三、美津島、東三国の3つの中学校で放課後等に民間事業者によって、基礎学力の向上やこどもの学力に合わせた学習を目的に実施しています。
受講料は月10,000円、対象者は淀川区在住の中学生です。
大阪市淀川区の病院
北大阪病院
昭和58年以降、救急指定になっている病院です。365日24時間いつでも救急対応をしています。
通常の外来受付も内科、外科、脳神経外科、皮膚科と専門性の高い病院です。
ファストドクター
夜間や休日などに発生した緊急時に「どこに問い合わせていいか分からない」「救急車を呼んでもいいのかな?」と悩んだ時には、ファストドクターへ連絡する手段もあります。
「ファストドクター」往診対応してくれる医療サービスで、緊急往診を必要としない場合には、救急外来を紹介してくれたり、無料で送迎をしてくれたりするので、ワンオペで小さなお子さんを複数かかえるパパやママにも安心です。
ファストドクターとは
ファストドクターとは | 医療の問題点に挑む医療チーム (fastdoctor.jp)
大阪市淀川区の治安について
淀川区は治安が悪いというイメージが強いです。実際、飲み屋やホテル街が集まる十三では喧嘩などの事件が多く発生しています。
大阪府県警が発表した「令和3年度中 大阪市区別大阪重点犯罪(抜粋)等発生件数【確定値】」によると、大阪市内で発生した犯罪30,764件のうち、5.8%にあたる1,805件が淀川区で発生しています。中央区、北区に次いで犯罪の多いエリアです。
とはいえ、実際に住んでいる人からは
・下町感があり、みんな親切 ・区画整理事業がされて、街並みもきれい ・地価上昇の影響から民度も上がっている |
など住みやすさを感じている声が多くあがっています。
とくに、新大阪駅の北側や塚本などは閑静な住宅地としてファミリー世帯に、西中島南方は人気の飲食店などが集まり、大通りに面しているのに事件が少なくて住みやすい街として若者に人気が集まっています。
酔っ払いが多い飲み屋街などを避けることで、事件に巻き込まれる心配はぐっと減ります。さらに防犯ブザーを携帯するなどして、自分の身は自分で守りましょう!
Gaccom安全ナビや大阪府警察 犯罪発生マップでは不審者や犯罪発生の最新情報を知ることができます。
安まちアプリ/大阪府警本部 (osaka.lg.jp)も子供を持つ親に人気のアプリです。
警察が小まめに巡回しているエリアなどを、住まいの場所として検討してみるのも良いでしょう。
大阪市淀川区のおすすめスポット
淀川河川公園
淀川河川公園は、川沿いをウォーキングしたり、ランニングしたり、犬の散歩をしたりと様々な楽しみ方ができるスポットです。夏には淀川花火大会の観覧スポットとしても有名です。
さらに一部エリアではBBQ(完全予約制・有料)や野球、テニス(抽選申込制)などを行うこともできます。
淀川河川公園施設予約はこちら
まとめ
大阪市淀川区は、犯罪数だけ見るとまだまだ危険なエリアのように感じます。しかし、自治体が中心となり、区画整理事業や教育や育児に力を入れたことで、ファミリー世帯を中心に住みやすい街として人気が高まっています。
同じ駅でも北側と南側で雰囲気が違ったり、路地一本入れば雰囲気が違ったりするので、不動産屋さんで最新の情報を仕入れつつ、淀川区エリアを新生活の場所として検討してみてはいかがでしょうか?